みなとの横浜・・陸蒸気が走って
一八七一年(明治四年)秋、東京湾の一隅、野毛浦海岸の埋立地に、日本最初の駅舎「横浜ステイション」が完成しました。
駅舎の設計は、米国の技師ブリジェンス、初代建築技師長はエドモンド・モレルです。
木骨石張りの二階建二棟を一階建がつないだ形で、一階は手形売場(出札所)と待合室、二階は貴賓室になっていました。
人々は横浜に出現した洋風建築に目を見張り、連日駅舎見物の人でにぎわったということです。
翌明治五年春、品川~横浜間にはじめての鉄道が開通、仮営業で陸(おか)蒸気が一日二往復しました。