密教
佐和隆研編の『密教辞典』によれば、密教の修法は「インドにおける塩暴只饗応の形式を、密教精神を北旦凧に組織したもので、先ず行者自身の三業(身・口・意識のこと。引用者註)を浄め、道場を結界し、本尊を迎えて香華・燈明等を供養し、三密喩伽行法によって本尊と行者加持感応して入我我入(一体となること。引用者註)し、深い三昧に入る。
法味を味わいつつ本尊を本地へ奉送する」ものであるといいます。
また、調伏において絶大な功力を示すとされる不動明王は、「行者に奉仕して残食を受ける(業煩悩を尽くす意)などの性格がある」(『密教辞典』)のです。
不動明王でさえ行者に仕えるのであるから、その春属が行者の命令を聞くのは当然といえるでしょう。
このような密教が日本に広く流布した意味は大きい。
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