自発性の原則とは
ボランティア活動をどのように定義するかは、それ自体、議論の余地がありますが・・・
ここではひとまず、ボランティア活動とは「動機においては自発性を、活動資源(リソース)においては自前主義を、代価においては無償主義を、相手(二ーズ)との関係においては了解を原則とする遂志の活動であるLと定義しておきましょう。
この定義は一面では事実を、一面では理念を表しています。
遂志とは志を遂げることであり、この意味でボランティアとは志願者あるいは「有志」の人であるということができます。
この場合の志は、なんらかの重荷を背負っている他人に対して理解と支援の手をさしのべることによって、その重荷を共に担い合おうとすることである、といえます。
ボランティア活動の本質は、なにより活動の担い手のあり方にかかっていると考えることができます。
それは、まず、そもそもある特定の活動を行うかどうか、行うとすればどのような内容の活動を、だれと、どの程度まで、いかに行うか、その判断と選択が個人の自由な意志に基づいていることです。
ボランティア活動は、他から頼まれたとか、命令されたとか、規則で義務づけられているため、本心はいやだがしかたなく、あるいはやむをえず行うような活動ではなく、そうしないではいられない、そうしたいという個人の内発的動機に発する自主的な活動です。
これを動機における自発性の原則とよぶことができます。